退職するつもりはないのに書いた退職願いは有効か
退職するつもりはないけれど・・・ 退職願いは、退職の意思を表示するという本来の用法とは違った形で用いられることがあります。例えば、「覚悟を示す」とか「反省を示す」ために提出するような場合です。 こうした退職願いの「受理」…
退職するつもりはないけれど・・・ 退職願いは、退職の意思を表示するという本来の用法とは違った形で用いられることがあります。例えば、「覚悟を示す」とか「反省を示す」ために提出するような場合です。 こうした退職願いの「受理」…
先日、あるところから依頼を受けて「中国におけるアスベスト事情」と題した文章を書いたのですが、そこそこ時間をかけて書いた割にはあまり読まれなさそうな気もしたので(!)、ついでにここに転載します。 グローバリゼーションの陰で…
競業避止義務の誓約書に効力があるのか? 「退職時に誓約書にサインしてしまったけれど、後から“無効”にはできないのか…?」 実は、競業避止義務に関する誓約書については、無効と判断された例もあれば、有効と認められた例もありま…
忘年会後の交通事故 会社の行事に参加して事故に遭った場合に労災となるのかが問題となる場合があります。 この点に関して、1泊2日で開かれた会社の忘年会に出席した従業員が、終了後に交通事故に遭い負傷したことが労災に該当するか…
就業中の喧嘩による死亡 労働者が怪我をしたり病気になった時に、これが労災に該当するかどうかというのは大変大きな問題です。 労災といえるためには、それが「業務の起因する災害」といえることが必要となります。 就業中の喧嘩によ…
自宅待機が違法となる場合 懲戒解雇処分等が行われる前に処分が決まるまでの間、「自宅待機」を命ぜられる場合があります。 このような自宅待機命令が無制限に認められるのか、また、その間の給料はどうなるのか、という点について具体…
労働基準法が適用される労働者とは 労働基準法上の「労働者」に当たるのであれば、労働基準法の規制が及ぶのに対して、そうとは言えない場合には、労働基準法の規制が及ばないことになります。 そのため、ある人が、労働基準法の適用を…
「会社から“身元保証人になってほしい”と言われて、断りきれずサインしてしまった…でも、あとから不安になってきた」 そんな後悔や不安を感じている方は少なくありません。 身元保証人になることには、思っている以上に大きな責任が…
取締役と労災 労働者が業務の上で病気になったり、怪我をしたりすると労災保険からの給付を受けることができます。 問題はどのような場合に「労働者」として労災給付を受けることが出来るかです。 たとえ取締役の肩書で働いている場合…
パート(アルバイト)で働いている方について、法律の規制がきちんと守られていないと感じるのが有給休暇の問題です。 「パートやアルバイトには有給休暇はない」と思っている方も少なくありませんが、パートやアルバイトでも有給休暇は…